—— 仕事内容を具体的に教えてください。

中信エリアの各ホールで司会とアシスタントを担当しています。普段は松本にある事務所に籍を置き、葬儀などが行われる際はホールへ移動し業務を行います。業務対応は諏訪地域も含まれるため結構広い範囲になりますが、各地域の事務所と連携・協力しながら、ミスのないよう対応を図っています。
司会・アシスタントを担当するときは、参列者の誘導からお寺さまの接遇、控室の準備や後片付けなど、葬儀当日に会場でさまざまな業務を行います。この他にも、ES(エンディングサポート/故人さまのお化粧や身体の処置)の業務も担当しています。

—— 今の仕事を選んだ経緯を教えてください。

もともと冠婚葬祭の仕事に興味があって、就職活動では結婚式場にも応募しました。誰かの人生の節目に関わる仕事に就きたいなと思っていたんです。就活中に1日だけ当社の仕事体験に参加したのですが、予想していた暗いイメージが全くなく、フレンドリーな雰囲気を感じたので安心して入社を決めました。
また、私の実家は農家ではないのですが、「JAグループ」であるという点は意識しましたね。JAだと経営面で安定しているイメージがあり、そこは実際その通りだったのでよかったです。

—— 職場の雰囲気、働く環境はいかがですか。

入社したときの職場はめちゃくちゃにぎやかでした。もちろん良い意味ですが、それは今でも同じです。話し声や笑い声がずっと聞こえている感じです。葬祭業の職場と聞くと、ちょっと暗いイメージがあるかもしれませんがまったく逆ですね。
私たちは社内外のいろんな人とコミュニケーションを取ることが仕事でもあります。そのため、日頃から活発にコミュニケーションが取れていることはいいことだと思いますし、私自身この雰囲気が好きでもあります。ですので、実際は明るい職場であるという点は、就職活動をしている学生さんに特にお伝えしておきたいですね。
それからJAグループという大きな組織だからこそ、休暇や労働時間など働く場としての制度がきっちりしています。今まで勤めてきた中でそういった面に不満を持つことがなく、本当に助かっています。

—— この仕事のやりがい、好きなところはどんなところですか。

私たちは故人さまをお見送りするためのサポート役であって、司会もアシスタントも目立ってはいけないと思っています。ですから、司会が上手い下手とかではなく、ご葬儀への対応として「誘導の所作がきれいでした。」と言われるのが、私はいちばん嬉しいです。悪い所作は違和感として記憶に残ってしまうものですが、自然なよい対応は当たり前に受け入れられるため記憶に残りにくいものだと思います。その上で目立たず、全体的に「なんだか良い式だったな」と感じてもらえるご葬儀が私の理想ですね。そう感じていただくためにも、式当日に初めて顔を合わせる喪主さまともできるだけコミュニケーションを取ることで、可能な範囲でご意向を式に反映させるようにしています。
私は葬儀の主役はあくまで故人さまであり、亡くなった方の節目のための式典なんだということを忘れないようにしています。故人さまが生前どうしていたのか、どう言っていたのかを大切にし、「どうしたら喜んでもらえるか」をイメージしながら式を進めたいと思っています。式が上手くいき、故人さまもきっと喜んでいるだろうな、と心から思えたときはとても嬉しいです。

—— 就活生に向けてのメッセージをお願いします。

JAというブランドは働く場としてオススメなので、安心して当社を検討してほしいです。JAの関連組織や企業はいくつもあって、その中でも当社は目立たないし業界的に敷居が高いと思われがちですが、一度覗いてみてこの仕事のことを知ってほしいです。
ご葬儀に携わる仕事をしていると言葉遣いや姿勢、所作や作法が洗練されるので、プライベートシーンでも自身の財産となるものが身につく、という点も強調しておきたいですね。