—— 仕事内容を具体的に教えてください。
ご家族が目を落とされた連絡を受け、ご自宅に伺い、葬儀の相談を受けたのち、葬儀終了までさまざまな業務に取り組みます。中でも喪主さまのご意向に沿えるよう、提案・検討をして葬儀の組み立てを行うことが私の仕事です。
当社では「渉外担当」と呼んでいますが、一般には葬祭ディレクターと呼ばれる仕事です。これは厚生労働省が認定する資格の名称でもあります。今は2級葬祭ディレクターの資格を持っていますが、今後は1級に挑戦する予定です。
私は松本市の事務所に3年、千曲市の事務所に1年勤め、安曇野市の事務所勤務になってから3年目を迎えます。さまざまな地域を経験し、それぞれに異なるしきたりや手順があることを学びました。その中で、地域に合った葬儀の手順を喪主さまへ正確にお伝えすることも、重要かつ必要とされる対応であると改めて実感しています。
—— 今の仕事を選んだ経緯を教えてください。
最初は葬儀の知識があったわけでもなく、この仕事へ就こうと考えていたわけでもありませんでした。
学生時代に身体をこわして一定期間療養していた時期があり、その間、たくさんの方々に助けていただきました。そうしているうちにふと、「何か人のためになる仕事がしたい。」と思うようになりました。そんな時、偶然見た当社のホームページがきっかけで、この仕事に興味を持ちました。療養中に喜怒哀楽があまり顔に出なくなった時もあり、ひょっとしたら葬祭業に向いてるかな、なんて思ったことも応募理由の1つです。もっともそれは後から考えると全く関係ありませんでしたね。
JAグループであるという点を最初は意識しませんでした。しかし、当社への応募をきっかけに、JAグループの安定性という点ではかなり意識するようになりました。
—— 職場の雰囲気、働く環境はいかがですか。
明るい職場ですね。
入社前は、葬儀関係の会社と聞くと暗い印象がありましたが、配属された事務所はとても明るかったです。社員同士の会話が多く、よく笑わせてくれる人が居たりして、今では暗い印象がありません。これは当社の社風ですね。
もちろん社内でのコミュニケーションも取りやすく、上下関係もフレンドリーなので相談もしやすい環境にあります。任された仕事も自分で考え、職場のみんなと協力して進めることが出来るので非常にやりやすいです。
—— この仕事のやりがい、好きなところはどんなところですか。
私たちはたくさんの葬儀を担当するため、喪家のことを一時的に忘れてしまうことがどうしてもあります。しかし、お客様はちゃんと私のことを覚えていてくださり、「酒井さん、またお願いします。」と言われることがあるんです。それだけ私たちの仕事は残されたご家族にとって大切なものであり、改めて重要な責務を担っていると感じるとともに、この仕事をやっていて本当によかったなと嬉しく思う時でもあります。やりがいのある仕事です。
葬儀では、故人さまの年齢や状況で、ご遺族の気の持ち方が少しずつ異なります。その状況を理解したうえで、ご遺族の皆さまとの接し方に気を配っています。私は葬儀を“ご遺族が気持ちに区切りを付ける場”だと思っています。そのため、目の前のご遺族が持つ悲しみを常に感じながら式を行わなければならない、と使命感を持ってお手伝いさせていただいています。ご遺族の皆さまと私たち、つまり人と人の信頼関係の中で行われる葬儀において、会社が「葬儀はこうあるべき」と押し付けすぎていない所も当社のよいところだと感じています。
—— 就活生に向けてのメッセージをお願いします。
セレモニーの仕事は身近な職業ではないので、どういった業務を行っているのかイメージしづらい部分もあると思います。しかし、この業界のことを知ってみる価値はあると思います。
是非、当社のホームページを覗いていただけたら嬉しいです。